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by taminamikawa
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原爆は許すまじ
広島に米国による原爆が投下されてから六十一回目を迎えた。
原爆で亡くなられた方々に小泉首相はじめ参列者の方々が献花のあと、黙祷を捧げられた。ご冥福をお祈り申し上げます。
今もって、イランの核開発問題や、核兵器製造を宣言した北朝鮮のミサイル発射、イスラエルのレバノン侵攻など核拡散の懸念や対立は絶えない。
日本は被爆国として、核兵器の廃絶を世界に訴え続けていかなければならない。







原爆を許すまじ

作詞:浅田石二
作曲:木下航二

1 ふるさとの街焼かれ
  身よりの骨埋めし焼土(やけつち)に
  今は白い花咲く
  ああ許すまじ原爆を
  三度(みたび)許すまじ原爆を
  われらの街に

2 ふるさとの海荒れて
  黒き雨喜びの日はなく
  今は舟に人もなし
  ああ許すまじ原爆を
  三度許すまじ原爆を
  われらの海に

3 ふるさとの空重く
  黒き雲今日も大地おおい
  今は空に陽もささず
  ああ許すまじ原爆を
  三度許すまじ原爆を
  われらの空に

4 はらからの絶え間なき
  労働に築きあぐ富と幸
  今はすべてついえ去らん
  ああ許すまじ原爆を
  三度許すまじ原爆を
  世界の上に

(MIDI制作:二木紘三)

昭和29年(1954)3月1日、アメリカは、中部太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で水爆実験が行なわれ、このとき、160キロ東で操業していた静岡県焼津のマグロ漁船・第五福龍丸が死の灰をかぶり、約7か月後の9月23日、同船の久保山愛吉無線長が亡くなりました。第五福龍丸被爆のニュースとともに、反原水爆運動が一気に盛り上がり、5か月後、原水爆禁止署名運動全国協議会が生まれました。この歌が作られたのは、このころです。東京・大井の町工場の工員・浅田石二が作った詞に、都立日比谷高校の社会科教師・木下航二が曲をつけました。発表は昭和29年7月28日。亡くなった久保山無線長は、静岡県漁民葬において、静岡大生らが歌うこの歌で送られました。
by taminamikawa | 2006-08-06 11:07 | ニュース・時事 | TOP
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