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by taminamikawa
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吉永小百合、原爆詩朗読で核兵器の廃絶をアッピール
今日は61年前の8月9日午前11時2分、米国のB29爆撃機「ボックスカー」が長崎市北部に原爆を投下し、多数の犠牲者を出した日である。
長崎市の平和公園で長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が午前10時40分から開かれ、小泉首相らが参列。原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうをささげた後、伊藤一長市長が平和宣言を読み上げ、核廃絶を全世界にアッピールした。

吉永小百合は核兵器のない平和な世界をめざして広島、長崎をはじめ全国各地で原爆詩朗読をし続けている。

「生ましめんかな」                

こわれたビルデングの地下室の夜であった。
原子爆弾の負傷者たちは
ローソク一本ない暗い地下室を
うずめていっぱいだった・・続きは下記のMoreを参照ください。








生ましめんかな                 栗原貞子

こわれたビルデングの地下室の夜であった。
原子爆弾の負傷者たちは
ローソク一本ない暗い地下室を
うずめていっぱいだった。
生ぐさい血の匂い、死臭、汗臭い人いきれ、うめき声
その中から不思議な声が聞こえてきた。
「赤ん坊が生まれる」と云うのだ。
この地獄のような地下室で今、若い女が
産気づいているのだ。
マッチ一本ないくらがりでどうしたらいいのだろう
人々は自分の痛みを忘れて気づかった。
と、「私が産婆です 私が生ませましょう」と云ったのは
さっきまでうめいていた重傷者だ。
かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた。
かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ。
生ましめんかな
生ましめんかな
己が命捨つとも
by taminamikawa | 2006-08-09 10:36 | イベント・記念日 | TOP
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