親の生きているうちは、いつでも孝行できると思って、親に面倒をかけながら過ごし、そのうち、親孝行でもしようと思う頃には、親は死んでしまっているものだという意。
また
「石に布団は着せられぬ」(石は墓石のこと。親が死んでから、墓石に布団を着せ掛けても意味がない)
この二つの諺「孝行したい時分に親はなし」、「石に布団は着せられぬ」は親が生きているうちにこそ、孝行しておいたほうがいいよ。と言う戒め。
と言うのも、一昨日、身内から突然、訃報の連絡があり、昨夜/お通夜、本日/葬儀が執り行われた。まだ63歳の若さであった。初孫が10日後に生まれると言うのに。その初孫の顔を見ることなく逝ってしまうと言うのは、さぞ本人にとっては残念だったに違いない。
本当に人の命は分からないもの。